Given name + さん
最近はどこに行っても誰と会っても、だいたい「Given name + さん」で相手のことを呼んでいる。これがデフォルトの挙動という感じ。そうするとぼくのことを「じゅんさん」と呼んでくれる人が自然に増える。
本人が「◯◯って呼んでね」と希望を表明してくれたら、もちろんそれを優先する。
1. 本人の希望
場合によっては、それに「さん」を付けたり
2. Given name + さん
3. Family name + さん
こういう優先順位で呼び方を決めていると思う。
ぼくの今の生活だと「目上・目下」という関係性がほとんどなくて、そういう呼び方の分岐ロジックもない。誰が相手だろうが敬意を払って「さん」をつける、がシンプルで心地よい。
数年前までは「その場における先輩・後輩」という関係性に意識が向いていたので、後輩男性のことは「くん」を付けて呼ぶみたいなロジックがあったのだけれど、上下に加えて男女の分岐ロジックも内在していて「あまりよいものじゃないな」と感じる気持ちが強くなってきたので廃止に向かっている。勤務先の組織に新卒入社の男性が入ってきたときに「くん」で呼びがちだったなあ、と思っていて、上下関係を無意識的にメンションしてしまっていたかもしれない。世の中の雰囲気としても、今後どんどん「やめよう」ってなるのではないか。
友人のお子さんのことも最近は「Given name + さん」呼び。小学生の友人たちの中には「くん」を付けて呼んでいる相手がいて、これも「さん」に寄せていった方がいいかもなあ、というのを考えている 2023 年 11 月。本人が「◯◯くん、って呼んで」と希望するならそれが勝つ。
複数の家族が集まってわいわいするとき、その家族の父?夫?な立場の人を「Family name + さん」で呼んでしまうと、副次的に「◯◯さんの奥さん」「◯◯さんの息子さん」のように家族の中心人物とその関係者の人たち的な呼び方が発生してしまうことがあって、あれは好みではないな〜と感じている。たとえばぼくたち夫婦なら、そういう場で自己紹介するときは「まみです!」「じゅんです!」と Given name を第一に伝えるようにしている。うちの妻は自立したひとりの人間として尊重されてほしいから「大和田さんの奥さん」という間接的な認知にならないといいな、と思うし、ぼくも「まみさんの夫さん」よりも「じゅんさん」として認知されたい。
ぼくにとって「大和田」はチーム名って感じなんだよな。「じゅんです」と名乗ることがほとんど。